*07:57JST 今日の為替市場ポイント:年内における米利下げ確率上昇でドルは上げ渋る可能性
9日のドル・円は、東京市場では155円17銭から155円85銭まで反発。欧米市場では155円95銭まで買われた後、一時155円40銭まで下落し、155円47銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に155円台で推移か。年内における米利下げ確率は上昇しており、ドルは上げ渋る可能性がある。
報道によると、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は5月9日に行われたポッドキャストのインタビューで、「ここ3カ月のデータは不安定だが、金融政策は依然として機能していると思う」との見方を伝えた。デイリー総裁は年内に利下げを開始する公算について言及しなかったようだ。雇用情勢について、同総裁は「雇用の伸びが鈍化している可能性はあるが、利下げを正当化し得るほど労働市場が悪化している証拠はない」との見方を伝えている。なお、9日に発表された新規失業保険申請件数は23.1万件と市場予想の21.2万件程度を上回ったが、市場参加者の間からは「少なくとも5月中の数字を点検する必要があり、現時点で雇用情勢が短期間で悪化する可能性は高まっていない」との声が聞かれている。
<CS>
報道によると、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は5月9日に行われたポッドキャストのインタビューで、「ここ3カ月のデータは不安定だが、金融政策は依然として機能していると思う」との見方を伝えた。デイリー総裁は年内に利下げを開始する公算について言及しなかったようだ。雇用情勢について、同総裁は「雇用の伸びが鈍化している可能性はあるが、利下げを正当化し得るほど労働市場が悪化している証拠はない」との見方を伝えている。なお、9日に発表された新規失業保険申請件数は23.1万件と市場予想の21.2万件程度を上回ったが、市場参加者の間からは「少なくとも5月中の数字を点検する必要があり、現時点で雇用情勢が短期間で悪化する可能性は高まっていない」との声が聞かれている。
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