外為サマリー:株高を手掛かりに一時155円60銭まで持ち直す

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/10 10:26
外為サマリー:株高を手掛かりに一時155円60銭まで持ち直す  10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円53銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭弱のドル安・円高となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円48銭前後と前日に比べて5銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米雇用関連指標で労働市場の過熱感が薄れていることが示され、一時155円40銭近辺まで下押した。

 この流れを引き継いだ東京市場はドル売り・円買いが先行したものの、155円27銭まで軟化したあとは持ち直す動き。日経平均株価が反発して始まったことからリスク選好的なドル買い・円売りが入りやすくなっているもよう。また、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業などのドル需要が意識されやすい面もあり、午前9時50分過ぎには155円60銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0779ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=167円65銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ