【海外市場の注目ポイント】米FRB関係者の発言など

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/10 14:55
 日本時間午後10時にボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事が講演、同午後11時にローガン米ダラス地区連銀総裁が講演、カシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が討論会に参加、同11日午前1時45分にはグールズビー米シカゴ地区連銀総裁が講演、同11日午前2時30分にはバー米FRB副議長が講演、同11日午前3時15分にはカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁とグールズビー米シカゴ地区連銀総裁がテレビに出演する。3日に発表された4月の米雇用統計では失業率が前月から予想外の上昇、非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回り、市場で予想されていたより弱い内容となったが、デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁は現地9日に「利下げを正当化し得るほど労働市場が悪化している証拠はない」と指摘している。このあとの海外市場で発言する米FRB関係者からも利下げについて慎重な考えが示されるようなら、ドルが買われる可能性がある。
  
 また、このあとの海外市場では、英欧の中銀関係者も発言する。日本時間午後4時にはチポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事が講演、同午後5時45分にはエルダーソンECB専務理事がイベントに参加、同午後8時15分にはピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト兼金融政策委員会(MPC)委員が講演、同午後8時45分にはディングラ英MPC委員が挨拶する。
  
 さらに、日本時間午後8時半には4月開催のECB理事会の議事録、同午後11時には5月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値の発表も予定されている。5月の米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、大方の予想が76.2となっており、前月の77.2を下回り、2カ月続けて低下するとみられている。
 
MINKABU PRESS

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