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私の気になったニュース

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以前、政府の事業仕分けで蓮舫参院議員が、「2位じゃだめなんでしょうか?」と発言し大きな波紋を呼んだ日本の次世代スーパーコンピューター。最新の計算速度の世界ランキングで、前回まで2回連続1位だった神戸ポートアイランドにある「京」は2位に転落、1位の座を米国のスパコンに譲ることとなりました。そこで今日は、『・・今年6月には米IBM製のスパコンに抜かれ2位に転落。米中との開発競争が激しくなっている。・・開発した富士通は、「世界一を取り戻したい」と意欲を示した。・・・』(産経新聞配信) 2位に転落ですか・・残念ですね。「京」が世界最高速となったニュースは昨年6月、東日本大震災後の日本の経済産業界に久々の明るい話題となりましたね。日本勢として7年ぶりに世界一となりその後も計算速度を上げ、11月には2連覇と・・・。ただスパコンの計算処理性能は、10年でほぼ1000倍も向上するそうで、5~6年も経つと1位の記録も500位前後となってしまうほど競争は熾烈とのことです。「京」も激しい開発競争の中、今月末の完成を待たずに首位の座を明け渡すことになった様です。今回1位となったのは米IBM製の「セコイア」で、「京」の1.6倍の計算速度を誇り、かつ半分の電力消費量で計算ができるそうです。2位に後退した「京」の開発は、2006年に開始されその費用は約1100億円が投入されました。そのため冒頭にあるように、2009年の事業仕分けでは「世界一でないといけないんですか、2位ではだめなんですか?」と指摘されました。皮肉にも蓮舫議員の言うとおり2位になってしまいました。しかし世界に先駆けてこの9月末には本格運用が開始されます。一般的な企業が使うスパコンが3年ほどかかる仕事を1日でこなし、さらに、台風などの気象予測、地震や津波の災害予測、また新薬の開発など、幅広い分野での活用が期待されています。今後は、計算速度で一番ではなくても活用の成果でその真価を発揮し、きっと世界一優れたスパコンとして活躍することでしょうね。ちなみにポスト「京」は・・厳しい財政状況の中、開発費の確保が難しくまだ構想段階とのことでメドはたっていません。ただ・・やはり2位より「世界一」のほうが夢がありますよね。

中川
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