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週間見通し

金【金は値固めか?】
来週の東京金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録や中国の経済指標発表に注目(貿易統計、第2四半期GDP、消費者物価指数)。チャート面では、一目均衡表の雲の下限4,055円近辺、転換線4,068円近辺、基準線4,035円近辺での根固めの週となる見通しである。ただ、欧州債務危機問題の懸念は残る。今週は、先週末のユーロ圏首脳会議で、域内の不良債権処理に悩む民間銀行に対し、各国の政府を介せずに欧州連合(EU)が直接に資本注入を可能にする方針を決定した事で、週明けの各国の金融市場は上昇した。日本のメディアを始めとする各国の論調はこの首脳会議を歓迎しているが、事態はそれほど甘くないのでは、ユーロ圏首脳会議では、重要事案のユーロ共同債の問題が先送りされ、ギリシャの債務を巡る再協議もまだまだこれからだ。ギリシャは利払い費の拡大で、如何しようも無い状態で、借金を棒引きするか利払いを停止するなどを行わない限り財政は良くならない状態でユーロ圏離脱をしない限り、支援は永遠と続く。スペインに関しても、不動産価格が下がれば、不良債権は増える状態。また、英国では、欧州連合(EU)での地位を巡る国民投票(EU離脱の否か)の早期実施を求める声が強まり、キャメロン政権を揺さぶっている。何れにしても色々な事を織り込みながらの根固めとなると考えられる。押し目買い方針で対応して良いのではないかと思われる。

週間取引レンジ  4,009円~4,180円

池末


東京コーン【米国穀物需給報告に注目】
来週のトウモロコシ相場は、引き続き主要生産地の天候リスク懸念を背景に、さらに上昇する可能性が高いと思われる。主産地である米国中西部は6月以降高温・乾燥天候が続き、そのため受粉期を迎えているトウモロコシは急激に作柄が悪化している模様である。受粉期は、その年の収穫量を左右する大事な時期だけに、懸念は広がっている。また、受粉期にダメージを一旦受けてしまうと、その後天候が回復しても作柄の改善につながる可能性は低い。今年の米国産トウモロコシは、75年ぶりの作付面積に拡大され、かつ高水準の収量が期待されていたが、今後大幅に下方修正される可能性が高まっている。さらに1988年の干ばつの再来との心配もされ始めてきた。受粉期はまだ過ぎていないため、もしこのままの天候状況であれば来週も強地合いが続くと思われる。来週11日には、米農務省の需給報告が予定されているが、農務省推計のイールド(単位当たりの収量)166ブッシェルから、今回どの程度下方修正されるかが注目される。現在の相場は、およそ150ブッシェル前後を想定している値動きと思われるが、さらに下回った数字となるようであれば、需給報告をきっかけとして急騰する可能性もありえる。しかし、ここ最近の上昇で、大部分織り込まれている可能性もあるため、買いの判断は十分注意する必要と思われる。

週間取引レンジ  25,970円~27,770円

中川
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