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[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

【穀物高騰による関連銘柄】
　日本の連休中の16日に国際通貨基金（IMF）が、最新の世界経済見通しを発表し、2012年の世界全体の実質成長率が3.5％、2013年は3.9％と、何れも3％台に留まるとの見通しを示した。欧州債務危機の再燃と米経済の減速や中国を始めとする新興国の成長鈍化を受けて、４月時点の予想をそれぞれ下方修正した。当面の最大のリスクは、ユーロ圏諸国が先に合意した政策対応の実施が遅れたり、不十分だったりした場合の欧州危機の深刻化であると強い警戒感を示した。
そんな景気減速が叫ばれる中で我々の「食生活」に大きな影響を与える穀物相場が高温乾燥の天候異変の影響から高騰を続けている。シカゴ商品先物取引所のトウモロコシや小麦の先物価格が約１年ぶりの高値、大豆は約４年ぶりの高値を更新した。産地である米中西部における高温乾燥の天候異変が背景にある。また、これを受けて米農務省が７月の需給報告で生産量を引き下げており、天候相場に拍車をかけている。
今週末（19日の新月当たりか？）が当面の山場となりそうである。株式市場で見ると以前に紹介（6月6日）した丸紅（8002）である。米国の穀物大手ガビロンを買収しメジャーの仲間入りを果たしている。穀物の高騰は丸紅にはプラス材料になるのでは？。また、農業関連銘柄や商品インデックスファンドなどを運用する会社なども面白いかも？

池末