まはいさんのブログ

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JA全中解体へ 農業株チャンス

今週は持株が413,479円値騰がりしています。

JA全中解体
安倍政権が農協改革に切り込み、JA全中の解体の方針を固めました。
ところで、JA全中の解体と同時に、JA全農の改革も議論の俎上に上がっていましたが、JA全農は棚上げのようです。
しかし、JA全中の後ろ盾を失えばJA全農も衰えます。
これは投資のチャンスです。

JA全農←リンク
平成13年のJA全農改革で、原則都道府県ごとに有ったJA経済連JA全農が吸収合併しました。
ところが、次の8経済連はJA全農の吸収合併を拒否して今日に至ります。
ホクレン
JA福井県経済連
JA静岡経済連
JAあいち経済連
JA和歌山県農
JA熊本経済連
JA宮崎経済連
JA鹿児島経済連

この8道県は、農業に競争力が有り、かつ、バブル時代の負債も小さかったため、独自路線を選択しています。
虚弱経済連の集合体がJA全農と言い切っても、あながち間違いでは有りません。
米のJA全農という自己主張も、それなりに当たっています。
独自路線の8道県は、圧倒的に畜産が強いです。

ホクレン←リンク

いうまでもなく北海道の経済連です。
ホクレンの強さは圧倒的な生産量です。
単独でJA全農を凌ぐ生産量
JAブランドを拒否して北海道ブランドを推進

制度上はJA全農の傘下ですが、実態はJA全農の最大ライバル企業です。

もっとも、虚弱経済連の集合体がJA全農なので、ホクレンが生産する品目でJA全農に出番が有るのは米だけです。
ホクレンは、全国の主要都市どころか海外にまで営業所を持ち、国内外に北海道ブランドで農作物を売り込む日本最大の農業商社です。
営業力、広告出費はJA全農より一桁多く、日本国民ばかりか台湾人、シンガポール人などまで「北海道産は旨い」と洗脳しています。

投資戦略
先の長い投資テーマになるから、まずは対象銘柄の見極めと監視を開始します。
まず、JA全中の締め付けが無くなれば、JA全農に統合されていない8経済連の独自路線が光ります。
上述したように、畜産が強い経済連ですので、JA全農のピンハネが軽くなるだけで大幅増益の中部飼料が最も順当です。
中部飼料は、万年割安の高配当銘柄だから、今から買っておいても良いかと思いましたが、さすがに皆さん買うようで、ここ数日でちょっと高くなりました。
日清丸紅飼料の親会社も狙い目ですが、他の事業が主体なので後回しです。
次に、ホクレン絡みでは競合企業を狙います。
日本甜菜製糖雪印メグミルクですが、これは倒産寸前まで追い込んでホクレン商事が買収するというシナリオを想定しています。
いずれにしても本業になじみの深い業界なので、じっくりと攻めて大きく取りたいです。

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