kabukabumanさんのブログ

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ちょっと気になるNY市場の下落(国内は決算次第)

NY市場下落の何が気になるかといえば、

一つは、来年の大統領選に立候補を予定しているクリントン前国務長官が

短期投資のキャピタルゲインに対し、大幅な課税引上げを考えているという報道があったこと。


もう一つは週末、NY取引所の出来高がおよそ73億株で

今月の一営業日平均66億株を大幅に上回って下落したことです。


ナスダックは高値圏からの下落で、S&P500指数も年初に比べるとまだ高値圏にあります。

一般的に高値圏で出来高を伴った下落が起こると、相場が下降トレンドに転換することが多く

ダウもギリシャ問題が解決した後の株価動向は決して好調だとは言えません。


今後利上げのタイミングも株価に反映されそうですが

NY市場の注目は4~6月期のGDPだと思われます。


一方、国内の決算は概ね順調と見られており

日経平均は近々21000円を超えるという声も聞かれます。


しかし銘柄別には決算に左右されることになりそうで

輸出関連では北米の不振が伝えられるホンダや、中国での不振が伝えられる日産を初め

自動車や自動車部品関連企業への過度な期待は少々恐い気がします。


さらに中国の売上ウェイトが高い機械セクターや

原油価格の下落で、一部の商社や石油元売り企業も業績見込みが慎重になる恐れがあり

要注意ではないかと考えています。




2件のコメントがあります
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    煎餅大好き男さん
    2015/7/26 21:50
    同感です。ちょっと私にしては数年ぶりの不気味さを感じています。大袈裟に言えば持ち株の一旦売却かとも。マクロで嫌な材料が重なってませよね、杞憂であればいいんですが。
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    kabukabumanさん
    2015/7/26 22:30

    こんばんは!


    >私にしては数年ぶりの不気味さを感じています。


    日記を書いた私が言うのも変ですが、何だか物騒ですね。

    でも仰る通りマイナス材料>プラス材料だというのは間違いないと思います。


    国内決算は概ね良好だとの事前予想ですが

    マクロ的なマイナス要因を跳ね返すだけのパワーがあるかといえば

    かなり疑問です。


    それに今回は好決算で売られる銘柄が続出するのではないかという

    嫌な予感もしています。


    勿論私の場合も考え過ぎなら良いのですが。。。

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