英消費者、インフレ懸念で支出手控えを継続=NY為替
きょうのポンドドルはNY時間に入って再び売りに押されており、1.24ドルちょうど付近まで値を落としている。東京時間にイスラエルがイランに報復とのニュースが流れ、市場がリスク回避の雰囲気に包まれる中、ポンドドルは1.23ドル台に一時下落する場面が見られていた。
きょうは3月の英小売売上高が発表になっていたが、前月比横ばいとなっていた。英消費者はインフレが和らいでも支出を控えていることが示されている。燃料の販売量が大幅に増加し、天候の変化により衣料品の販売にも弾みがつくなど、一部のセクターには明るい兆しも見られていた。しかし、全般的に英小売りセクターは低迷から抜け出せていない。今回の数字は景気後退から脱却するどころか、経済が再び横ばいになっていることを示唆しているとの声も出ていた。
一方、1月、2月分は増加していたことから、1-3月のGDPにはプラスに寄与する可能性が高いとの指摘も出ている。データは今後数カ月で改善する見込みで、インフレに比べて賃金の伸びが速いこと、消費者信頼感の回復、個人消費に関する一部の指標は改善を見せている点などを理由に挙げている。
GBP/USD 1.2381 GBP/JPY 191.41 EUR/GBP 0.8597
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
きょうは3月の英小売売上高が発表になっていたが、前月比横ばいとなっていた。英消費者はインフレが和らいでも支出を控えていることが示されている。燃料の販売量が大幅に増加し、天候の変化により衣料品の販売にも弾みがつくなど、一部のセクターには明るい兆しも見られていた。しかし、全般的に英小売りセクターは低迷から抜け出せていない。今回の数字は景気後退から脱却するどころか、経済が再び横ばいになっていることを示唆しているとの声も出ていた。
一方、1月、2月分は増加していたことから、1-3月のGDPにはプラスに寄与する可能性が高いとの指摘も出ている。データは今後数カ月で改善する見込みで、インフレに比べて賃金の伸びが速いこと、消費者信頼感の回復、個人消費に関する一部の指標は改善を見せている点などを理由に挙げている。
GBP/USD 1.2381 GBP/JPY 191.41 EUR/GBP 0.8597
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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