細胞加工物の製造受託などを行うメディネット（2370）が続伸。一時は約9カ月ぶりの高値となる前日比10円（11.4％）高の98円まで上昇した。午前10時時点の売買高は4304万株と全市場合わせてトップとなっている。

14日に米ジョンソン・エンド・ジョンソンの医薬品部門であるヤンセンファーマと細胞療法における治験製品製造のための細胞調製に関する契約を結んだと発表。これを受けて昨日15日にストップ高となり、この流れを引き継いだ買いが先行した。株価が2ケタという手掛けやすさも相まって、短期資金を呼び込んでいるようだ。

なお、当社は今回の契約締結について、取引先との契約上、現時点でこれ以上の開示ができず、詳細についての問い合わせにも回答できないとしている。

（取材協力：株式会社ストックボイス）