トーカロの売買予想

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買い予想

ハイエンド型高収益企業!最先端溶射技術

予想株価
600円
現在株価との差-1,356 (-69.32%) 
登録時株価
300.0円
獲得ポイント
+1,570.61pt.
収益率
+552.66%
期間 長期(数ヶ月~数年)
理由 業績(会社計画の修正発表を含む)
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過去の経営成績を見ると、18年3月期に粗利率が40.9%とピークに達し、その後20年3月期には、28.6%にまで落ち込んだ。売上高も19年3月期から落込み、22年3月期まで減少し続けている。売上高の低下や粗利率の悪化、減価償却費の負担の増加により、19年3月期では26.4%だったが22年3月期には11.2%まで減少している。23年3月期の第一四半期では、粗利率、営業利益率は改善している。財務面をみると、有利子負債比率は9.375%となっており健全経営。気になるとするならば、有形固定資産回転率が悪化しているところ。

【事業内容(企業サイトから要約)】
トーカロは開発主導型企業。
常に新しい表面改質技術を追及しさまざまな先端分野のニーズに応えることで成長を続けている。
■トーカロのもつ技術
鉄の表面をチタンに変えたり、アルミの表面をセラミックスに変えられる先進の表面改質技術。半導体製造装置から宇宙開発利用に至るさまざまな先端技術に利用されており、トーカロは溶射を核にした表面改質の分野で、他の追随を許さない世界的にも有数の売上規模を誇っている。
表面改質技術にはさまざまなものがありり、大きく「溶射技術」と「周辺技術」にわかれる。
「溶射技術」は、トーカロの主力技術で、高硬度、高融点の金属やセラミックスを高温で溶かして高速で吹き付け、加工対象となる産業機械などに新しい高機能皮膜を形成する技術をいう。
「周辺技術」には 、化学反応を利用したTDプロセス、CDC-ZACコーティング、及び溶接肉盛加工によるPTAプロセスがあります。
四季報によると、トーカロは、高機能皮膜を形成する溶射加工最大手となっている。

【事業環境(直近の決算短信から要約)】

■概況
平成22年4月1日~平成22年6月30日におけるわが国経済は、輸出の増加や政府の経済対策効果等により個人消費や生産に持ち直しの動きが見られたが、欧州諸国の財政問題等により株安・円高の傾向が再び強まるなど、依然として不透明な状況が続いた。
■トーカロの実績
●連結業績
売上高…55億00百万円(前年同期比32.5%増)
営業利益…9億61百万円(前年同期比569.4%増)
経常利益…9億80百万円(前年同期比518.0%増)
四半期純利益…5億74百万円(前年同期比512.4%増)
●セグメント別(部門別)の状況
溶射加工
 半導体・液晶製造装置用部品への加工…1,723,154千円(前年同期比169.34%増)←これが素晴らしく伸びている!!
 産業機械用部品への加工…1,081,130千円(前年同期比7.05%減)
 鉄鋼用設備部品への加工…772,419千円(前年同期比43.20%増)
 その他の溶射加工…1,043,081千円(前年同期比12.75%減)
溶射加工計…4,619,785千円(前年同期比30.58%増)
TD処理加工…197,249千円(前年同期比25.67%増)
ZACコーティング加工…156,542千円(7.79%増)
PTA処理加工…91,532千円(前年同期比0.81%減)
その他…435,807千円(前年同期比99.22%増)
合計…5,500,918千円(前年同期比32.52%増)

また、今期から東華隆(広州)表面改質技術有限公司が連結の範囲に加わっている。
トーカロの出資比率は70%なので、少数株主損失から逆算すると、
当四半期の純損失は、22,830千円と推測できる。

現状、予想PER10.22倍、PBR1.02倍、予想ROE10%、予想配当利回り3.30%。自己資本比率は68.21%で有利子負債は手元流動性の3分の1ほど。進捗率を考えると、通期では売上高、利益ともに上振れしそうだが、再び景気後退懸念出ているので、予定通り着地しそうだ。日本のハイエンド技術を世界に轟かせるトーカロは投資に値する企業だと思います。
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