3～4月相場予測と新紙幣効果

[kabukabumanさん]

日経平均株価が34年ぶりに史上最高値を更新しました。

予想をはるかに超えるスピード達成でしたが　この流れを受け

シティグループ証券は今年の高値予想を4.5万円に引き上げています。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-22/S7OXM6T1UM0W00

さて1～2月の株価急騰要因は米国の年金を初めとする外国人の買いでしたが

流石に過熱感は否めず3月は利益確定売り　4月は決算（次期予想）待ちなどで

調整局面を迎える可能性が高いと考えています。

ただ未知数なのが新紙幣発行（7月）に伴うタンス預金の動向です。

キャッシュレス化やインフレが進みやや減少傾向にありますが

それでも昨年末の推定額は59.4兆円に上ると言われています。

ここで参考になるのが2004年11月の新紙幣発行に伴う動きですが

9ヵ月前から減少を始め　最終的に減少額は4.5兆円に達したそうです。

https://www.dlri.co.jp/report/macro/302416.htm

従って新NISA制度がタンス預金の受け皿となり

今度こそ大きな株価の追い風になることを期待しています。

（まとめ）

〇新NISA制度を利用した新規投資は　今のところ外国株の圧勝

　年初からの日経平均株価急騰劇は　海外勢の買いが主な要因だった

〇一部の投資ファンドを除き　外国人は短期投資（3ヵ月以内）が主流であるうえ

　3月は例年円高に振れ易いので　利益確定売りに押される可能性が高い

　また春闘の結果を見極めようとする動きにも注意したい

〇日銀の金融政策は当分の間緩和的だと予想されているが

　それでも3月の金融政策決定会合を前にポジション調整が進むと予想

〇マイナス金利政策解除のすぐ後にはゼロ金利政策の解除が控えている

　さらに今年の日本経済はリセッション入りが予想されるため

　企業の次期業績予想は例年以上に慎重になる可能性が高い

　従って決算が出揃う5月上旬まで　様子を見る投資家が多いのではないか

〇新紙幣発行によって炙り出されたタンス預金がどの程度投資へ向かうのか

　またその受け皿としてスタートした新NISA制度が生かされるか

　数兆円規模の資金が投資に向かえば政府の思惑通りだが、、、さて

以上のことから　3～4月は調整色が強まり

5月以降に再び強い日本株が戻って来るのではないかと考えています。

因みに私の日経平均年高予想は（タラレバですが）

2024年度＝45000円±2000円

2025年度＝45000円～50000円

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2030年度＝70000円（株価は構造的に上がり続ける性質があるので）

[kabukabumanさん]

たか〇さん　お疲れ様です。

なるほど　信用買いも大口と小口がありますからね。

ただ5倍を超えたのは今年初めてなので　取り敢えず急落に注意でしょうか。

というか今日既に暴落していますけど。

一方ドル円がしぶとく151円以上をキープしているので

円キャリートレードは続いていると考えています。

なので円キャリが一旦終わり　ドル円が145円～150円のレンジ相場になると

日経平均も36000円～38000円のレンジで揉み合う展開になりそうな気がします。

[たか○さん]

お疲れ様です。
ここにきて空売り比率　なし　のほうが急増していますね。
となると　一時的な踏み上げ。日経構成の高い銘柄のみが上がるというやつでしょうか。

ただ実をいうと　東証　グロースの信用倍率は　ずーっと変わっていないのです。逆に　少し安定型の　スタンダードがめちゃくちゃ信用倍率が高まっています。割と安定小型株が　パフォーマンスがよかったのが入れ替わるかもしれませんね。

日本に関してはこれから　少しづつ金利を　下がらないように　さほど上げられないけどそういう流れになるので、ぱっとでのグロースではなく実績あるグロースがいいかもしれません。

これまでよかった投資系銘柄ではなく　システム系とか　そっちがよさそうな気が。あと、投資系はめさき金利の問題で足踏みすると思うけどまた日経が上がりだせば一緒に上がると思います。不動産系はどうでしょうね。物価が上がればまた　不動産価値は上がるのでなんだかんだで投資系の需要はまだまだ上がりそうですが　住宅系の需要は一般庶民の生活は上がっていないのでだめかもしれませんね。

結局　最近のアップダウンは　ＮＩＳＡ等で素人がごっそり増えたので　機関投資家やヘッジファンドなどが活気づいてきているのでしょうね。ＡＩが失速しているけど結局　次のステージはＡＩな気がしますね。伸びる分野ですし。

[kabukabumanさん]

たか〇さん　お疲れ様です。

東証スタンダード銘柄は　業績の良し悪しに関わらず需給が悪く

成長性の高い銘柄でも安値に放置されているケースが数多くあります。

そのため株価操作のターゲットになりやすい土壌があり

添付資料をご覧いただくと解かる様に

今年の株価上昇率上位に並ぶ銘柄の殆どは株価操作が関係していると思います。

https://www.kabudragon.com/ranking/ts/yl_age.html

また低位株が多く　ギャンブル好きの個人（初心者も？）が一攫千金を狙うために

信用取引が急増していることは容易に想像が付きます。

私の勝手な解釈ですが、スタンダード銘柄の信用倍率が高い理由かも知れません。

しかし高騰する前の株価に戻った銘柄も沢山あり

一連の株価操作は終盤に差し掛かっていると思います。

それからAI関連株ですが　

猫も杓子も急騰したのは「株探」に関連記事が掲載されたのがきっかけです。

折しもエヌビディアが話題になっていていたこともあり

多くの銘柄が仕手株状態になりました。

今も株価はその反動で下げ続けていますが　

個人的にはこちらも終わりが近いと考えています。

ただ関連銘柄の多くは業績が今一つなので

私自身は決算発表後　積極的に関わって行きたいと思います。

[マイルド。さん]

こんにちは、kabukabuさん、１６７１原油が凄い事に成りませんか？
ダウにも相当影響があるように見えるのですが。。

[kabukabumanさん]

マイルド。さん　こんにちは

バンカメの原油価格予想がロイターの記事に掲載されてますね。

それによると夏場1バレル95＄まで上昇するとありますが

地政学的リスクがさらに高まれば　一時的に100＄を超えるかも知れません。

https://jp.reuters.com/markets/oil/KGMBSZ63GBOGNAPR2WVW7OJV5Q-2024-04-04/

しかし　各国の景気動向は日・米・中共に今年は悪化が予想されているので

普通に考えれば90＄でも高い気がします。