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週間見通し

金【下値模索の展開か?】
来週の金相場は、今週と同様に米経済指標の発表に追加金融緩和策(QE3)が見え隠れし、一喜一憂する展開となりそうである。NY金は三角持合いに入っており、1,555ドル~1,615ドルのレンジでの揉み合いと考えられる。また、世界経済の重しとなっている欧州情勢にも注目せざる得ないが、来週は欧州連合(EU)財務相理事会やスペイン・イタリアなどの国債入札を控えている事から、入札結果にも注目する事となる。スペインでは3度目となる財政緊縮策(公務員の冬のボーナス廃止)に猛反発し、各地でデモが行われている。首都圏では抗議デモは今年だけで約1,400回と日常化している状態である。更に、このところ、じわりじわりと円高に振れて来ている事から、為替相場にも注目する事となる。欧州の財政・金融危機や各国で相次ぐ利下げを背景に、安全資産とされる円を買う動きが強まっており、投資家のリスク回避の姿勢が強まれば更なる円高の可能性がある。

77円台に入った時に介入出来るのかがポイントか?何れにしても来週は、米経済指標の結果次第で月末に予定(7月31日~8月1日)されている、連邦公開市場委員会(FOMC)での追加金融緩和(QE3)期待が見え隠れする値動きとなりそうである。下値模索の展開か?

週間取引レンジ 3,950~4,117円

池末


コーン【高値波乱の可能性も】
今週のシカゴ市場は、米国の生産見通しが一段と下方修正されるとの懸念が広がった。19日の取引では、一時8.1675セントとなり期近物としては過去最高値を更新した。米国産トウモロコシの主要生産地であるコーンベルト一帯は、6月中旬から高温・乾燥天候が続いている。そのため、受粉期を迎えた作物に深刻なダメージを与えている。さらに、作柄が広範囲に渡って悪化し始め、日に日にイールド(単収あたりの収量)予想も低下、こうした背景から今年度のトウモロコシの生産高見通しも下方修正を余儀なくされている。これ以上高温・乾燥が続けば、今後の生育の回復は難しくなり、収穫を諦めざるを得ない地域も出てくる心配がある。今年の作柄悪化は、熱波により壊滅的な干ばつに見舞われた1988年に匹敵するのでは、との懸念も出ている。

現在の高温・乾燥天候が劇的に改善されない限り、上昇トレンドを継続する可能性が高いと思われる。ただ、価格高騰に伴う需要減退も考えられ高値波乱の可能性もあるので、買いの判断は尚一層に慎重にしたほうが良いと思える。

週間予想レンジ 27480~32590円

中川
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