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週間見通し

金【買い場探しの展開か?】
 来週の金相場は、7月31日・8月1日の両日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)のビッグイベントを前に追加緩和策(QE3)期待などで一喜一憂する展開に変化は無いと考えられる。
 このところの米経済指標の悪化や米企業の低調な決算発表が続いた事から、追加緩和策(QE3)の期待が再燃しているが、今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加緩和策(QE3)決定は無いと見る市場関係者は多い。むしろ期待が大きいだけに、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後が、イベント通過と追加緩和策(QE3)見送りとなれば、売りが出て再び1,560ドル~1,610ドルのレンジ相場の下限を目指すと思われる。追加緩和策(QE3)に関しては、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で何らかの景気刺激策が決定される可能性があると指摘する向きが多い。
 また、金上場投資信託(ETF)の解約増を懸念する市場関係者が多いが、7月は年金のリバランスが行われる為、これに伴う売りが出ていると思われる。私自身は解約が進めば進むほど、秋相場への買いエネルギーとなると考えている。
 ただ、現物市場での中国とインドの動きに懸念が残る。中国は景気減速での金投資が見送られていて、インドでは例年より雨が少なく、所得減による農村部の買い控えとルピー安で、秋の祭事シーズンになっても盛上らない可能性がある。

 来週は、7月31日・8月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、8月1日の米7月ADP全米雇用報告(21:15)、米7月ISM製造業景況指数(23:00)、8月2日の米6月製造業受注・出荷(23:00)、8月3日の米7月雇用統計(21:30)、米7月ISM非製造業景況指数(23:00)と米国側のイベントが目白押しとなっている。秋相場に向けての買い場探しの展開か?

週間取引レンジ 3,970円~4175円

池末


コーン【高値波乱・基調転換の可能性も】
 来週のトウモロコシ相場は、高値波乱の懸念もあり要注意。今週までのシカゴ市場は、米国産トウモロコシの主要生産地での高温・乾燥天候による作物の作柄悪化から、今年の生産見通しの下方修正を背景に8ドル目前まで買われている。現在の天候状況も作柄を改善させるものとはいえず、更に低下する可能性もある。
 しかし、さすがに一ヶ月以上も続く展開の中で、大部分は織り込まれたとも考えられる。8月10日の米需給報告も、イールドを下方修正し生産見通しも大幅に減少するものと思われる。
 一方、需要に関しては、このところの価格上昇でエタノールの減産などレーショニング(高値による需要減退)の兆候も出始めてきた。また、世界経済の悪化も圧迫要因として意識される可能性がある。
 今後、一気に8ドルを抜くような動きにならなければ、天井感が高まり下げ基調に転換する恐れもある。ここからの買いの判断は、尚一層の慎重な判断が必要であると思われる。

週間取引レンジ 26,930円~29,650円

中川
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