musashiXPさんのブログ

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千の風になって

学生時代からの親友が亡くなり葬儀に行ってきました。
最後のお別れに棺に花を供えるとき、秋川雅史の「千の風になって」が流れてきた。
曲も良いし歌い手が素晴らしいです。

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています


秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る


私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています


千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています


あの大きな空を
吹きわたっています 



----------------


亡き親友と最後の別れをしたあと葬儀場をあとにしてから

悲しいのになぜか「大空からいつも見守ってくれてるんだ」と思えるようになりました。


12月11日には可愛がっていた愛猫のクロが13歳で亡くなりました。

クロ(愛称クーちゃん)は我が家に来たときは生後一か月でようやく離乳食が食べられ

る頃でした。

13年前まで飼っていた真っ白な猫が亡くなって動物霊園で葬儀をしたのですが、売店の前のかごに入れられて「飼い主さん募集」の看板に家内と次男が「この子連れて帰りたい」と言い出ししぶしぶ連れて帰ってきたのでした。


捨てられていたのではなく霊園の中に住み着いた猫が産んだ子だったのです。

売店のおばさんの話では親がある日から乳をあげなくなったので見かねて飼い主を募集することにしたのだそうです。


そんなこんなで我が家に来てもウイルス性の胃腸炎で元気がなく動物病院の先生に治療しながらだったことを思い出します。

やっと元気に愛嬌を振りまくようになって三歳ごろからこんどはひどい便秘になり診察してもらったら今度は「巨大結腸賞」の診断で腸が大きくなりすぎて腸の働きが弱く便が出にくくそれ以来繊維質のシロップを飲みながらの闘病生活でした。


5歳頃あらクーちゃんは家内の布団でなるようなっていました。

クーちゃんといっしょに生まれたミミが三年前に10歳で亡くなったのですが、亡くなったその夜からクーちゃんは家内の部屋から私のところで寝るようになりました。


そのころから定期健康診断で二つある腎臓の一つが正常に動いていないことを主治医から聞かされたのです。

皮下点滴を二日に一度は受けないといけないのでした。


ミミは私のそばにいつもいたのですが、クーちゃんはミミの亡きあと私にべったりくっついていました。

投資を始めたころはクーちゃんはいつもリビングの私の横の席に座っていました。

寝るときもいつも同じ布団で私のわき腹にぴったり寄り添っていました。

トイレの前ではいつも待っていました。


夜中に銘柄の整理をしていると「もう寝ようよ~」いつも催促をしていました。


亡くなる前夜はクーちゃんのそばに枕を置きスポイドからお水をあげたら美味しそうに飲んでくれました。

身体も死期が近づき辛かったでしょうが、私の目をじっと見つめながらいっぱいっぱい語りかけてくれました。


あとから思うと、きっとお礼を言ってくれてたのだと思います。

翌日の午後、私の目を優しい目で見つめながら静かに息を引き取りました。

亡くなったのが気が付かないぐらいでした。



親友と愛猫の別れがありましたが、秋川雅史さんの「千の風になって」を聞くと

私が元気で目標を持ちながら力強く生きていくことが、唯一の弔いになるのだと思いました。


いつも不憫だと思いながら、癒してもらっていたのは私の方だったのに改めて気が付きました。


親友にも「いつも叱ってくれてありがとう」 そしてクーちゃんには「いつも可愛いしぐさ癒してくれてほんとうにありがとう」


心からお礼を言いたいです。

7件のコメントがあります
  • イメージ
    sariさん
    2016/12/25 10:07

    おはようございます。

    この日記読んだら涙が出ました。。


    >いつも不憫だと思いながら、癒してもらっていたのは私の方だったのに改めて気が付きました。


    そうなのですよね。。

    たくさん癒してくれました。家のわんこも。。

    うちのわんこも母の膝枕で息を引き取りました。。


    大好きだった人や

    仲間がいなくなってしまうのは

    辛いです。。


    たくさんの想いを心に刻んで

    残されたものは強く生きていく。

    私もそう思います。


    また伺いますね。。



  • イメージ
    sariさん
    2016/12/25 10:20

    いい忘れました。
    この歌詞、すごくいいですね。

    これも心に響きました。。
  • イメージ
    タツ1101さん
    2016/12/25 18:25

    こんばんは


    親友も愛猫のクーちゃんも千の風にになって空からmusashiさんを見守ってくれますね


    クーちゃんはどうしてmusashiさんの布団に寝るようになったのでしょう??

    ミミちゃんの代わりをしようとしたのでしょうか?

    不思議ですね

    家族の一員として一緒に暮らしていたクーちゃんが空から見守ってくれていると思えば悲しさも少しは減りますね。


  • イメージ
    musashiXPさん
    2016/12/26 05:51
    sariさん おはようございます。


    コメントありがとうございます。

    突然の友の訃報に信じれないままお葬式に参列してきました。
    弔辞も準備しないまま自分の思いを思いつくまま亡き友に語りました。

    いっしょに参列した友も帰りの電車の中で「健康に気をつけて元気に暮らしていこうね」の言葉が印象的でした。

    心の許せる友もこれからは一人一人と少なくなっていくのは寂しい限りです。

    愛猫のクーは、猫は気まぐれと思い込んでいた僕の思いとは違って、ワンコのようにいつも私のそばにくっついていました。

    秋川雅史さんはお腹から発声されて、音符と音符を点でなく線で結び付けて歌われるので聴く人の心に感動を与えてくれるのだと思います。

    クリスマスの日に湿っぽい話題になりごめんなさい。
    楽しかった日々の思い出ばかりが浮かんできます。

    今年も残すところわずかです。
    日経平均株価ですが30日の大引け、掉尾の一振となるか注目しています。
    元気に頑張りましょう!
  • イメージ
    musashiXPさん
    2016/12/26 06:09
    タツさん おはようございます。

    コメントありがとうございます。

    今回はダブルパンチを食らった思いでした。
    秋川雅史さんの千の風になっては歌詞も曲も歌い手さんも素晴らしいです。

    猫のクーですが、 私のところに来るようになったのは、
    以前にミミを可愛がっていたのをうらやましく思っていたのではと私は勝手に思い込んでいます。
    家内からは「どうしてお父さんのところばかりにいくの?」といつもやきもちやいていました。

    猫だって住民票がないだけで立派な家族の一員ですもんね。

    楽しい思い出がいっぱいなので元気で頑張りたいです。

    今年も残すところほんとにわずかとなりました。

    元気に頑張りましょう!





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    ちこ姉さん
    2016/12/27 05:13
    musashiさん、
    ご友人、天の風になって、大空を舞っているでしょうね。
    私も、この間、仲良しの友人を亡くしました。
    昨日、スポーツクラブで会った友とも、お葬式で会い、突然の別れで原因が分からないから、お互い、葬儀以来久しぶりで会って、彼女は、体調を崩す程ショックでした。
    この遠くにいってしまった友人は 私のブログに 【恋したい】ってタイトルで出しました。
    別れが 突然ですと、事実を飲み込めません。

    これから、冬本番。
    お互い体調管理に、気を付けましょう。
  • イメージ
    musashiXPさん
    2016/12/27 07:51
    ちこ姉さん おはようございます。


    コメントありがとうございます。

    年賀状の時期が来ると、欠礼はがきに目を通すのですが私の年代になると年々増えてきています。

    いつかは歳のあまり違わない先輩であったり、同級生だったり、後輩もいます。

    心の糧の親友が先にこの世を去ってしまったショックは大きすぎます。
    心の中には「天国でゆっくり休んでください」の願いもあるのですが
    本音は「どうしてはやく逝ってしまたんだ」の思いが先走りします。


    思い出を胸に、残された人生を元気に過ごさないといけないと強く思います。


    健康一番ですよね!



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