• 通期経常予想は一転3.4億円の赤字に…
• 3Q累計売上高は11％の大幅減…
• 3Q累計は初の最終赤字に転落…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　テクニスコ <2962> [東証Ｓ] が5月15日大引け後(16:30)に決算を発表。24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の連結経常損益は2億円の赤字(前年同期は2.5億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1.3億円の黒字→3.4億円の赤字(前期は3.2億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2.2億円の黒字→2.4億円の赤字(前年同期は1.8億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常損益は1.1億円の赤字(前年同期は1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の7.1％→-18.1％に急悪化した。